果皮が絹のように薄くなめらかで、通常のナスの倍以上の大きさを誇る愛媛県西条市の特産品「絹かわなす」が収穫最盛期を迎えている。7月の台風11号の影響により一部で品質が低下したが、8月の猛暑で回復し順調に収穫が進んでいる。
JA西条によると、ナスは直径10センチ以上、重さは約350グラムと大きく、生で食べるとリンゴのような風味が特徴。実の約90%が水分のため、水都・西条らしい伝統野菜として関東を中心に出荷している。
今年は台風11号の強風や大雨で実が傷つくなどし、一時は秀品率が低下。ただ、台風以降の猛暑で8月以降は持ち直した。