西予・宇和島市が保育料を過徴収 4~8月分
愛媛県西予市と宇和島市は8日、本年度始まった「子ども・子育て支援新制度」に基づき徴収していた保育料の算定に誤りがあり、一部利用者の4~8月分を過徴収していたと発表した。
西予は16世帯(園児19人)の計29万7000円、宇和島は7世帯(10人)の計16万2250円で、1世帯当たりは西予4000円~6万1000円、宇和島は7500円~4万2500円。
西予は近日中に戸別訪問して返還する予定。宇和島は電話で謝罪し差額分を9月以降の保育料で相殺する予定。
両市によると、新制度移行に伴う保育料算定システムの構築時、算定に用いる市民税所得割額について必要な減税の調整措置を反映していなかった。9月7日に過徴収が判明した西条市と同様のミスという。
四国中央市も、同様の過徴収の事例があるとして該当世帯数や返還額を「調査中」としている。