東日本大震災の被災地に送るミカンの出荷準備が15日、愛媛県松山市八反地の愛媛大農学部附属農場であり、職員3人が計200キロのミカンを箱詰めした。
 被災者にミカンを食べながら明るく新年を迎えてもらおうと、卒業生らでつくる愛媛大校友会が関東愛媛県人会の呼び掛けで、2013年から毎年末被災地の宮城県気仙沼市や仙台市などにミカンを送っている。今年は16日に発送予定で、気仙沼市などの仮設住宅や学校に配られる。
 ミカンは、農場の果樹班技術専門職員らが12月上旬から農場内で収穫。15日は20箱に詰めた。