県副市長会の秋期会議が18日、愛媛県大洲市若宮の旅館であり、県内11市の副市長ら25人が市政課題を問題共有した。
宇和島市は、医療機関が医薬品や医療設備などの仕入れにかかった消費税を負担している「損税」が問題になっていると報告。市内の3市立病院では2013年度決算で計約2億4千万円の損税が発生し、今年4月に税率が8%に引き上げられたため「本年度は3億円を超えると予想される。病院経営上、深刻な問題」と、制度改善を訴えた。
05年に1市2町で合併した伊予市は、「地域住民の思い入れが強くイベントの整理統合が進まない」と、他市にイベント統合や住民の一体感醸成に向けた事例を求めた。