楽天が全国の高校で実施する授業「楽天IT学校」が14日、愛媛県今治市宮下町2丁目の今治北高校であり、情報ビジネス科2年生37人が商品の魅力を最大限伝えるウェブページ作成に向けアイデアを練った。
 同校は昨年度もIT学校に参加し、砥部焼のオリジナル照明を制作。本年度は茶や茶道具を販売する香月園(新居浜市)のデザイン茶わんをアピールするページ作成がテーマで、生徒が6チームに分かれて取り組み、同社の楽天市場内のサイトに掲載して売り上げを競う。
 14日は計7回ある授業の3回目。楽天社員や香月園の大久保真樹社長が講師を務め、「ページは年中無休の営業マン。買い求めたくなるキャッチコピーを入れて」などとアドバイス。生徒は宣伝する茶わんで実際に抹茶を飲んだり、写真撮影したりしてイメージを膨らませた。11月の完成が目標。