西条高校商業科が2011年度に作ったゆるキャラ「うちぬきうぉーたん」が5日、愛媛県西条市中心部の商店街を初めて練り歩いた。親子連れらが、うぉーたんにびっくりしながらも楽しく触れ合った。
 うぉーたんは市を活性化しようと誕生した水の妖精。西条まつりの法被を着て、頭に石鎚山を載せている。14年度は商業科3年の女子生徒5人が子どもに親しんでもらえるようにと、うぉーたんのテーマソングと踊りを作り、段ボールや布などを使って「実物化」に取り組んだ。
 5日は商店街恒例の五日市が開かれており、うぉーたんと生徒が子どもらに塗り絵などをプレゼント。歌と踊りも披露し、買い物に訪れた市民が足を止めて拍手を送った。庄野菜緒さん(18)は「もっとイベントに出て、みきゃんやバリィさんみたいに有名になれば」と期待した。