松山中央高校(愛媛県松山市井門町)で創立当初から行われている伝統のたこ揚げ大会が8日、学校グラウンドや近くの重信川堤防であり、1、2年生約700人が手作りした100基以上のたこが青空を彩った。
和紙に「挑戦」や「飛翔」としたためたり、歌舞伎役者や担任の先生の似顔絵などを描いたりした力作が勢ぞろい。宙を舞った時間や高さ、デザインなどで審査し、学年ごとに上位3班を表彰した。
生徒は各班で協力し、より高くより長時間たこを揚げようと奮闘。たこ糸を手に風を読んでグラウンドを駆け回り、たこが空高く舞うと歓声を上げていた。