バレンタインデーやホワイトデーの菓子代を有意義に使い、社会福祉に役立ててもらおうと住友別子病院(愛媛県新居浜市王子町)は12日、職員から募った寄付金15万円を市に贈った。
 病院では2009年から、職員間でバレンタインデーやホワイトデーに贈り物をするのをやめ、代わりに1口500円の募金を実施している。
 加藤敏夫院長補佐ら3人が市役所を訪れ、看護師富永千瑛さん(23)が石川勝行市長に目録を手渡した。加藤院長補佐は「職員の負担にならない形で長く続けたい」と話した。
 寄付金は市の地域福祉基金に積み立てる。