絶景しまなみ、眼下に船 多々羅大橋主塔体験
瀬戸内しまなみ海道の橋の構造を学ぶ「親と子の橋体験セミナー」が19、20の両日、愛媛と広島の県境にある多々羅大橋であり、参加した親子が普段は立ち入ることのできない主塔などから瀬戸内海の絶景を楽しんだ。
本州四国連絡高速道路会社などでつくる実行委員会が毎年、夏休みに合わせて開催。今年は「瀬戸内しまのわ2014」の関連イベントとして開いた。2日間で計80人の定員に対し、県内外から164人の応募があった。
20日午前の部には、小中学生と保護者19人が参加。多々羅大橋のたもとにある上浦歴史民俗資料館(今治市上浦町井口)で橋の仕組みなどを学習した後、橋の自転車歩行者道を歩いて主塔まで移動した。
高さ226メートルの主塔の塔頂に登った参加者は「高い」「船や自動車が小さく見える」などと歓声を上あげた。