愛媛県子ども・子育て会議(会長・金子省子愛媛大教授、13人)が15日、県庁であった。少子化対策が重要課題になる中、県が提示した次期「えひめ・未来・子育てプラン」(2015~19年度)の素案は結婚、妊娠、出産、子育ての切れ目ない支援を総合的に推進する姿勢を前面に打ち出した。
素案には「望む人が結婚でき、子どもを持ちたい人が安心して産み育てることができる愛媛づくり」とのテーマを掲げた。
基本理念には、次代の親になる若者の視点を追加。若年層の就労支援や、えひめ結婚支援センターを中心としたパートナーとの出会い促進を記した。未婚化や晩婚化に対しては結婚や家庭生活の良さを啓発し、父親の育児参加も進める。