愛媛オリジナルの高級中晩かん「紅まどんな」の初出荷が迫り、生産量の7割近くを占めるJAえひめ中央(松山市)は16日、関東や関西方面への出荷に利用するラッピングトラックを県庁で初披露した。
 11トントラックのコンテナ部分に紅まどんなのロゴや写真、県のイメージアップキャラクター「みきゃん」などのイラストを描いた。走る広告塔の役割を期待する。
 県庁を訪問したえひめ中央の菅野幸雄理事長は、上甲俊史副知事に今年の出来栄えを報告。「紅まどんなはゼリーのように口の中でとろけ、こういう果実はほかにない。今年も農家の努力で色づきもよく、おいしく仕上がっている」とアピールした。
 えひめ中央の出荷は19日から始まり、年明けまで続く。販売は21日からで、1個当たりの店頭価格は県内で500~1000円を見込んでいる。