地域色あふれる産品の販路拡大を支援しようと全国農業協同組合連合会(JA全農)などは7日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで「国産農畜産物商談会」を催した。8日まで開催し、全国156団体が出展。JA周桑(愛媛県西条市)が県産米「ヒノヒカリ」を100%使用したグルテンフリーの米粉麺「おこめん」を食品関係のバイヤーらに売り込んでいる。
 JA周桑は米価低迷の中、稲作農家の収入増を目指し県外の製麺業者とおこめんを開発。2014年12月から販売している。米粉特有のもっちりした食感とあっさりした味が特長で、食品衛生法表示義務がある小麦など7大アレルゲン成分を一切使っていない。