愛媛県今治市上徳の富田小学校で22日、地域住民を招いた「収穫祭」があり、5年生107人が田植えから脱穀まで一連の米作りを体験した1年を振り返る劇を上演し、感謝の気持ちを伝えた。
 富田小は毎年、住民でつくる「富田総ぐるみこどもまもり隊」(秋山辰郎会長)と協力して米作りに取り組んでいる。今年は近くの田んぼ15アールで6月にもち米の苗を植え、10月に約800キロを収穫した。
 22日は、体育館でクラスごとに米作りの過程を表現した四つの劇を発表。稲刈りの劇では、児童が稲木への掛け方を実演し、「天日干しするとお米が甘くなる」などと教わった知識を披露した。