日本一の紙のまち・愛媛県四国中央市の小中学生らの書道作品を集めた展覧会が同市妻鳥町の県紙産業技術センターで開かれている。3月1日まで。
書道半紙製造会社と販売店の計12社でつくる県書道用紙連合会(脇憲久会長)主催。全国での書道用半紙の生産・出荷シェアで同市は6割以上を占める一方、少子化などで書道人口は減っており、書道文化の普及や振興のため、新市発足の2004年度に始めた。
会場には市内の全26小中学校の小学3年生~中学3年生から寄せられた363点のほか、川之江、三島両高校書道部の掛け軸作品を展示。8日は子どもやその家族らが訪れ、作品に見入っていた。