空手道場生、川で寒稽古 新居浜
寒さに負けない強い肉体と精神を磨こうと空手の真誠館新居浜道場(柿本正雄道場長)の門下生らが8日、愛媛県新居浜市の国領川河川敷で冷たい川に入って練習する寒稽古に取り組んだ。
道場が毎年2月に実施している恒例行事で、24回目の今年は4~64歳の男女約50人が参加した。
門下生は内宮神社(山根町)に胴着姿で集まり、突き技や蹴り技の形を奉納してから河川敷に移動。男性は上半身裸で川の中に歩を進めた。
水温は約5度。肌を刺すような冷たさに小学生が「たまらん」「無理」と悲鳴を上げる中、柿本道場長は「いくぞ」と号令。全員きりっと真剣な表情に変わり、水しぶきを上げながら正拳突きや組手を繰り返して体を鍛え上げた。