科学遊び、目輝かせ 東予の教師ら運営「教室」人気
自然科学の楽しさや面白さを子どもたちに伝えようと、愛媛県東予地方の小学校教諭や高校生らでつくる「東予科学遊びを楽しむ会」(約15人)が1月から開いている科学教室が人気を集めている。初回は10人も集まらなかったが、今では定員40人を上回る70人以上が応募。理科や科学に興味を持つ、きっかけづくりの場になりつつある。
6日に西条市新田の西条公民館で開かれた第4回教室。参加した市内の約50人は、楽しむ会の講師に教わりながら、大小の紙の輪をストローにつけた「輪っか飛行機」などを作り、何度も投げては飛び方に注目していた。
理科離れが指摘される中、校外でわくわくできる継続的な学びの場を提供できればと有志らが結成。会員で新居浜市の小学校教諭、戸井和彦さんは「理科好きの子どもを一人でも多く育てられれば」としている。