砥部焼の女性作家の作品を集めた「砥部焼まどんな展」が、愛媛県砥部町大南の砥部焼伝統産業会館で26日まで開かれている。花や動物をモチーフにした茶わんや皿など、19人の約400点が展示販売されている。
白磁に青の伝統的な砥部焼だけでなく、女性ならではの細やかな筆遣いの作品に親しんでもらおうと毎年開いており27回目。
会場には、アジサイやカエルといった季節の絵柄を配した6寸皿や湯飲みのほか、和紙を貼り付ける独特の手法でつくった小鉢、ゾウやワニを描いて子どもが楽しんで食事できるよう工夫した食器などが並んでいる。