西日本最高峰の石鎚山(1982メートル)の頂上付近で紅葉が見頃を迎えている。例年に比べて2週間ほど早いといい、29日は訪れた登山客が鮮やかな赤色に染まった天狗岳に驚きながらも見入っていた。
 石鎚神社頂上山荘によると、今年は9月前半からシルバーウイークにかけての冷え込みで、中旬ごろ色づき始めた。見頃は今週末ごろまで続くという。
 29日は秋晴れの下、登山客らは赤く色づいたドウダンツツジやナンゴクミネカエデなどを眺めながら、携帯電話やカメラで熱心に写真を撮っていた。