愛媛県西条市は15日までに、新潟市、西条石材組合(伊藤彰敏組合長、7社)と、災害時の応援協定をそれぞれ結んだ。新潟市とは復旧に必要な人員や機材、被災者一時受け入れ施設の提供などで相互協力。合同訓練なども行う。西条市と自治体の災害時応援協定は2002年の三重県伊勢市、12年の福島県相馬市に続き3例目。
石材組合は、土石や倒れた石像の撤去などで協力する。
西条市と新潟市は、西条市出身のテノール歌手秋川雅史さんが歌う「千の風になって」にゆかりが深い縁で交流を続けている。協定締結式は13日、新潟市であり、出席した青野勝・西条市長は「同時に被災するリスクが低く、さらなる交流をしたい」と述べた。