石川佳純が技伝授 松山で小中生に卓球教室
全日本卓球選手権で54大会ぶりの女子3冠に輝いた石川佳純選手(全農)が指導する卓球教室(県卓球協会、松山卓球協会主催)が21日、愛媛県松山市総合コミュニティセンター体育館で開かれ、参加した県内の小中学生約50人は世界トップレベルのプレーを肌で感じた。
教室は2011年から毎年、全国各地で開かれ、今回が6度目。石川選手は模範演技で、フォアは逆の肩が前に来るよう腰を回して打つ▽バックは腕だけでなく体をつけて打つ▽打ち方を変える時は下半身から動いて体の流れを使う―などと動きを交えて助言。選手の練習を見て回り、手を取って指導していった。
質問タイムに練習意欲の出ない時の対処法を聞かれた石川選手は「次の日に何を課題にするか、練習していない時に考えている」と日ごろの取り組みを披露した。