中村時広愛媛県知事は９日朝、松山市湊町５丁目の伊予鉄道松山市駅前で街頭演説し、県内では今治圏域を中心に展開した「瀬戸内しまのわ２０１４」に続き、２０１６年をめどに南予活性化への新イベントを実施する方向で関係機関と調整していく考えを明らかにした。
　中村知事は南予活性化への新イベントの検討を公約に盛り込み、１４年１１月の知事選で再選。ただ実施時期は明示しておらず、言及するのは初めて。
　中村知事は「南予全域の自然や１次産業、文化は宝の山。西予市まで高速道路が延伸した際は『町並博』（０４年）、約２年前には宇和島圏域で『南予いやし博』を実施した」と述べ「二つを合体させたようなイベントをしようと投げ掛けている」と説明した。