県立高生の就職内定97.1% 96年度以降最高
愛媛県教育委員会は9日、3月に卒業予定の県立高校生(全日、定時制)の就職内定率が1月末時点で前年度同期比2.4ポイント増の97.1%になったと公表した。資料の残る1996年度以降で最高。県教委は「県内求人数の増加やハローワークなど関係機関と連携した支援の成果」としている。
県庁で開かれた県教委の定例会で高校教育課が報告した。
高校教育課によると卒業予定の9288人中、就職希望者は2053人。うち1993人が内定した。内訳は県内1607人、県外386人。未内定者は前年度同期より53人少ない60人だった。
高校所在地別の内定率は南予が最も高く、3.0ポイント増の98.0%。中予は3.3ポイント増の97.8%、東予は1.7ポイント増の96.2%と全域で上昇した。