県空調衛生設備業協会(佐藤守成会長、45社)は13日、愛媛県今治市河南町1丁目の今治工業高校で出前授業を行い、機械科の2年生36人に日本の上水道事業の高いレベルや技術者の心意気を伝えた。
同市の近藤工業所の社員3人が講師を務め、「世界の上水道の普及率は約54%だが、日本では約98%。水質の良さや漏水率の低さも誇れる。生活になくてはならない仕事なので使命感を持って取り組んでいる」と説明。生徒は、家庭に水が届くまでの複雑な過程や24時間体制で管理されている浄水場の役割などを学び、当たり前にある水のありがたさを再認識していた。