徴収困難な県税滞納案件に取り組む県特別滞納整理班の会議が18日、愛媛県庁であった。2014年度の途中経過を報告し、捜索手法や差し押さえ物件の多様化といった連携を密にしていくと確認した。
差し押さえでは、これまでの預金などのほか、新たに外国為替証拠金取引(FX)口座を対象に加えた。
1月末までの実績は引受額約3億2917万円に対し、徴収額約2342万円。大口案件の減少が影響し、前年度同期を約800万円下回っている。
一方、捜索では飲食店の営業時間に合わせた夜間実施などで効率化を図り、28件中16件を完納につなげた。