県医療審議会が18日夜、愛媛県庁であった。済生会小田診療所、市立大洲病院の一般病床を計13減らし大洲記念病院、加戸病院、済生会松山病院の一般病床を計12増やす再編計画を「適当」とした。県は「大洲喜多地区の救急医療体制を維持する」と説明している。
県は近く、再編計画について厚生労働省と協議する。
計画によると、済生会小田診療所は全10床削減、市立大洲病院は3床削減。一方、2014年度から大洲喜多地区の2次救急輪番に参加している大洲記念病院、内子町内の基幹病院の加戸病院、小田診療所の入院機能を代替する済生会松山病院は4床ずつ増やす。