県民意識高め暴走族を追放 関係者会議
夏場を前に暴走族を根絶しようと愛媛県警や県教育委員会、自動車関連団体などの関係者約30人が17日、県庁で対策会議を開き、県民の暴走族追放機運を高める取り組みの実施などを申し合わせた。
会議では2015年度の重点として、少年のたまり場になりやすい空き地や深夜営業店などの管理対策の推進や、職場や地域、学校で青少年の健全育成・指導に取り組むことなどを承認。「暴走をしない、させない、見に行かないことを徹底し、社会から暴走族を追放する」と宣言した。
県警交通指導課の有光茂樹課長が、県内では単独か少人数での暴走行為がみられるほか、旧型オートバイによる暴走が全国的に活発化していると現況を説明。県交通安全協会の矢野精一会長は「関係機関団体が連携して、指導を充実していく」と述べた。