2013年度に不登校を理由として学校を30日以上、長期欠席した愛媛県内の小中学生(中等教育学校前期生を含む)は1062人で、前年度より56人増えたことが7日、文部科学省の学校基本調査速報で分かった。
 内訳は中学生が896人(前年度比58人増)、小学生が166人(2人減)。中学生は08年度の1001人をピークに減少傾向だったが、2年ぶりに増加した。小学生は2年連続で減少した。
 県教育委員会義務教育課は「家庭訪問を中心とした支援を引き続き学校にお願いし、中学校での不登校増加に対応するため小中連携を強化する」とコメントしている。