県とみずほ銀行が包括協定 地場産業振興など連携
愛媛県とみずほ銀行(東京)は20日、地場産業活性化や県産品の販路拡大などで連携する包括協定を結んだ。県が金融機関と包括協定を結ぶのは2012年の伊予銀行(松山市)に続いて2行目。
協定による連携事項は、地場産業活性化の仕組みづくり▽愛媛ブランドの魅力向上と販売促進▽県の情報発信▽各種産業施策などの効果的推進―の4項目。定期的に情報交換会を開催し、県内産業と、国内外に幅広いネットワークを持つみずほ銀の情報力やノウハウを生かした事業創出につなげる。
県庁で締結式があり、中村時広知事と林信秀頭取が協定書を交わした。中村知事は「国内最大級のメガバンクの人的、情報網を活用させてもらい、新たな展開への足掛かりにしたい」とあいさつ。今治タオルや砥部焼などの県産品の新商品開発につながるアイデアや提携先企業の紹介を期待した。