松山赤十字看護専門学校(愛媛県松山市清水町3丁目)で2日、102回生の卒業式があり、3年間の学びを終えた42人が、新たな一歩を踏み出した。
 在校生や保護者ら約160人が見守る中、赤十字の制服と帽子を身に着けた卒業生は決意に満ちた表情で、横田英介校長から一人一人卒業証書を受け取った。
 横田校長は「人口減少と少子高齢化が進む社会は不安定だが、看護師の活躍の場は確実に広がる。誇りを持って研さんを積んでほしい」と活躍を期待。卒業生代表の山本香織さん(20)が答辞で「誇りを胸に、卒業生として恥じぬよう、今後も努力を重ねていく」と誓った。
 卒業生の大半は、松山赤十字病院など県内外の医療機関に就職する。