目が見えない人や目が見えにくい人を手助けする盲導犬について学ぶ「盲導犬学校キャラバン」が18日、愛媛県大洲市若宮の喜多小学校であった。児童はアイマスクをして盲導犬PR犬「ウィティ」と一緒に歩き、目が見えない人の気持ちや犬の頼もしさを実感していた。
 中四国でただ一つ盲導犬を訓練する日本盲導犬協会の「島根あさひ訓練センター」(島根県浜田市)に勤める松枝優さん(28)が先生役。ハーネスと呼ばれる胴輪をつけた盲導犬は仕事をしているので触ったり食べ物を与えたりしてはいけないことや、盲導犬は店や乗り物に出入りできることが法律で決まっていることなどを伝え、理解を求めた。
 この日は同校の4、6年生約210人が参加。キャラバンは20日までに、県内計10小中高校でセンターが開く。