「健やか親子21全国大会」が25日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールで始まった。都立小児総合医療センターの田中哲副院長が発達障害などの親子の支援について「親による肯定的な視線が必要」などと訴えた。
 厚生労働省や県などが主催。四国4県を中心に保育士や児童相談所職員ら約200人が参加した。27日まで。
 田中副院長は、子どもの行動の枠組みをつくるには「大切な人(親)が嫌がる」などの指標を設定することが重要で、養育者との絆がしっかりしているほど「自身でブレーキをかけることができる」と説明した。