町が整備「佐田岬はなはな」 伊方に観光交流拠点
伊方町の観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」(愛媛県伊方町三崎)が26日オープンし、八西地域をアピールする「まるごとみかんフェスタ」との合同オープニングイベントが、はなはなであった。大勢の家族連れらが訪れ、佐田岬半島の魚介類やかんきつなどを堪能した。
はなはなは、フェリー客ら年間約50万人が利用する三崎港に隣接しており、観光情報の発信などを目的に町が整備した。26日の式典では山下和彦町長が「佐田岬半島を訪れるすべての人から愛されるよう育ててほしい」とあいさつし、関係者が鏡開きした。
合同イベントは、町とフェスタを手掛ける愛顔(えがお)のみかんプロジェクト推進協議会が主催。37店が出店し、三崎漁協による「ブリの解体ショー」や清見タンゴールの搾りたてジュースの販売など、海と山の幸が勢ぞろいした。