21世紀枠で82年ぶりに選抜高校野球大会に出場し、1回戦を突破した松山東高野球部の報告会が30日、愛媛県松山市持田町2丁目の同校で行われた。
 報告会は同日開催の離任式に先立って実施。在校生や卒業生約1000人が集まった。
 部員34人は、拍手を受けながら壇上に上がった。藤田繁治校長が「精いっぱい応援したわれわれも大きな力をもらった。皆さんを誇りに思う」と選手らを激励。堀内準一監督は「本当に幸せな日々だった。しかし、これから真価が問われる。皆さんに恩返しできるよう頑張る」とあいさつした。
 松山東は春季四国大会の出場を懸け、4月11日に西条球場で行う代表校決定戦で、ともに選抜大会に出場した今治西と戦う。