愛媛県民の健康的な生活実現のため県と全国健康保険協会愛媛支部は2日、生活習慣病の予防や肝炎ウイルス感染者の早期発見などで連携する協定を結んだ。
 協会愛媛支部には中小企業約2万3千事業所の約51万人が加入している。
 県内は肝がんによる死亡率が2013年度、全国ワースト3位。協会と県のデータや情報を活用し、効果的な予防などを目指す。
 県庁での調印式で、中村時広知事は「高齢化やライフスタイルの変化によって生活習慣病が増え、社会保障費の伸びにつながっている。治療だけではなく予防が大切」と強調した。