甘み十分、メロン出荷 JA周桑管内で最盛期
愛媛県内のメロン栽培面積の約70%を占めるJA周桑(西条市)管内で、アムスメロンの出荷が最盛期を迎え、管内の生産者が収穫に精を出している。作業は7月上旬まで続き、例年より若干多い115トンの出荷を見込む。
JA周桑によると現在、管内の農家40戸が計4.1ヘクタールでハウス栽培。今年は3~4月の低温や日照不足などで生育が遅れ気味だったが、5月の好天の影響で回復してきた。例年に比べてやや小ぶりなものの糖度は高めだという。
10日は西条市丹原町願連寺のハウスで近くの農業青野義則さん(63)が重さ1キロ前後の果実を1個ずつ丁寧に収穫し、「シャーベットにしてもおいしい。ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と笑顔を見せた。