猿之助さん主演 今治でしまなみ歌舞伎
歌舞伎俳優の市川猿之助さんが主演を務める「しまなみ歌舞伎」が30、31の両日、愛媛県今治市大三島町宮浦の大山祇神社で開かれる。30日には猿之助さんらのお練りや歌舞伎の見方と題したワークショップもある。
愛媛、広島両県の島しょ部を中心に開かれた「瀬戸内しまのわ2014」の特別企画として昨年開かれ、2回目。市などでつくる実行委員会主催。
30、31の両日は、神社の特設会場で午後6時から、御目見得口上に続き、素踊り「静と知盛」と舞踊「双面水照月(ふたおもてみずにてるつき)」の上演がある。
お練りは30日午前11時半、今治市本町1丁目のヴィサージュ前を出発。人力車に乗った猿之助さんら4人が市公会堂(別宮町1丁目)までを練る。
ワークショップは30日午後1時から市公会堂で。大三島の野々江獅子の公演後、猿之助さんや市川段一郎さんらが歌舞伎の見方を解説する。当日午前10時から公会堂のチケット売り場で入場整理券を1人1枚配布する(先着750人)。
歌舞伎公演の問い合わせはSAP=電話03(5226)8537。お練りとワークショップの問い合わせは実行委(市イベント交流推進課)=電話0898(36)1515。