互いの地域の特産物を使った共同製品を開発しようと、愛媛県宇和島水産高校と岐阜県立岐阜商業高校の交流学習会が宇和島市で開かれている。24日には明倫町1丁目の宇和島水産高でたい飯作りに挑戦した。
 まずは地域の特長を知り親睦を深めるため、岐阜商高2年の西森寛人君(16)と神谷真利奈さん(17)が宇和島を訪れ、宇和島水産高1、2年生5人と交流。初日の23日は蒋淵(こもぶち)地区で合宿し、特産物を紹介したり、製品作りに向け意見を交わしたりしたという。
 24日のたい飯調理で新鮮なタイを味わった岐阜商高生2人は「おいしい」と笑顔。宇和島水産高2年浜田春菜さん(17)は「県外の高校とコラボ商品を作る機会はあまりないので、協力していい商品を作りたい」と話した。