社会基盤整備や環境対策を学ぶ愛媛大工学部環境建設工学科の1年生48人が26日、松山空港と松山港を見学し、空と海の物流拠点の構造や役割などを学んだ。
優秀な技術者の人材育成につなげようと、国土交通省四国地方整備局松山港湾・空港整備事務所と同学科が毎年実施しており9回目。
松山空港の展望デッキでは、国交省の職員が空港の耐震対策や老朽化対策の概要を説明。学生らはメモを取りながら熱心に耳を傾けていた。松山市大可賀3丁目の松山港国際物流ターミナルでは、規模拡大のための工事現場を見学。松山港海岸でも、波浪による浸食で高潮の浸水被害が発生していた砂浜の防災整備状況を見学した。