愛媛県大洲市肱川町予子林の市肱川風の博物館・歌麿館でこのほど、全国公募した第14回版画絵はがきコンテストの審査会があり、中学生以下の部大賞に三瀬聖人君(大洲市肱川中1年)の「ふるき町並み」が選ばれた。一般の部大賞は黒川英一さん(茨城県)の「秋桜」。
31都道府県と一部海外から過去最多の608点の応募があり、市や美術関係者らが審査。町並みに美を見いだした三瀬君の作品は「遠近法を生かして丁寧にドライポイントで表現している。緊張感のある構図で力強い」と評価された。
応募作品は3月14日~6月29日、同館に展示。入賞作は県内各地で巡回展を開く予定。