愛媛県今治市野間の野間寺で11日、新春恒例の「大根だき」があり、市内外から訪れた多くの参拝客が熱々の大根を頬張り、無病息災を願った。
 地元特産の野間大根を使って地域を活性化しようと同寺が実施。檀家(だんか)が持ち寄った約300本を厄よけ祈願した後、10日朝から大鍋で炊き上げて約600食分を用意した。
 境内では、昆布やシイタケのだしが染み込んだ大根目当てに多くの人が列をつくり、湯気の上がる熱々の大根をフーフーと冷ましながら味わっていた。