大規模災害の発生に備えて愛媛県松山市は11日、環境・住宅機器関連事業のダイキアクシス(同市)と物資供給などで、市内に配達域がある67郵便局と緊急車両の提供などで互いに協力する協定をそれぞれ結んだ。
ダイキアクシスは避難所への飲料水や、緊急車両用のバイオディーゼル燃料を優先供給。郵便局との協定では、緊急車両の相互提供のほか、避難所での臨時郵便ポスト設置や郵便配達中に発見した道路の損傷状況などの情報提供を盛り込んだ。
市役所で続けて調印式があり、野志克仁市長が「行政同士や民間企業との連携を強めている中、心強いサポートをしてもらえる」とあいさつし、それぞれの協定書に署名した。