「夏休みお天気フェア2015」が23日、愛媛県松山市北持田町の松山地方気象台であり、小学生や保護者らが実験などを通じて気象や防災について理解を深めた。
 気象台が毎年開催しており、9回目。お天気教室では、ドライアイスを雲に見立て、上昇気流を送風機でつくり小さな竜巻を起こす装置に、小学生らは手を触れてみるなど興味津々。職員からの「竜巻や雷が発生した時には建物の中に避難してください」との注意に熱心に耳を傾けた。
 降雨体験装置では、かっぱや長靴を身に着けて傘をさし、4種類の強さの雨を確かめた。全国最多と同じ1時間雨量180ミリの雨には、傘を持つのが精いっぱいな様子だった。