火災発生、今治・鳥生小児童 消防教室
愛媛県今治市南宝来町2丁目の市消防本部で29日、消防教室があり、市内の鳥生小学校の4年生69人が命を守る仕事の大変さへの理解を深めるとともに、火災が発生したときの対処法を学んだ。
座学では消防署員が火災への対応として、発生場所や何が燃えているかなどを落ち着いて119番し、煙を吸い込まないよう姿勢を低くしてハンカチなどで口と鼻を覆うよう指導した。
署内見学もあり、児童は水がないところで活躍する水槽車、薬剤を混ぜた泡を使ってタンク火災に対応する化学車、救助工作車など普段目にすることのない車両に「すごい」「かっこいい」と興奮。住宅のベランダに逃げ遅れた人がいると想定した火災救助訓練も披露され、署員同士が連携して素早く助け出す姿に見入っていた。