第20回宇和島市長杯ヨットレース「うわじまパールカップ2015」が3日、愛媛県宇和島市の九島沖で開かれた。地元をはじめ四国、九州、関西から集まった43艇が風の動きを読みながら、セーリング技術を競い合った。
 ヨットマンの交流を深め、競技力向上や地域の魅力発信を図ろうと、宇和島ヨットクラブと市が毎年開催している。20回目を記念して、今年は地元の子どもたち約60人を乗せた観覧船も海に出た。
 今にも雨が降りだしそうな曇り空の下、午前10時に一斉にスタート。南風が吹く中、参加者はセールをたたんだり、向きを変えたりしながら艇をコントロール。観覧船からの声援を受けながら、約15キロ先のゴールを目指した。