春の盛漁期を迎え、愛媛県は23日、漁業違反取締対策本部(本部長・中矢恵介水産局長)を設置し、違法操業の根絶に向け、集中的な取り締まりを始めた。
 水産資源保護や漁業秩序維持のため、毎年実施している。2015年は6月1日までの40日間、水産課職員ら53人態勢で漁業取締船などによるパトロールを強化する。
 23日は、中矢本部長が県庁の水産課入り口に対策本部の看板を掲げ「期間中は南予の県取締船を松山に配置し、瀬戸内海側の密漁を重点的に取り締まりたい」と話した。