愛媛県四国中央市金砂町平野山の翠波高原で、菜の花約20万本が満開を迎えた。19日は風に揺れる「黄色いじゅうたん」の中で、多くの家族連れが散策や撮影を楽しんだ。市観光交流課によると開花は例年よりやや早めで、今週いっぱいが見頃。
 高原にある二つの花園では、春に菜の花、秋にはコスモスを育てている。連作が花の咲き具合に影響するのを抑えるため、今年初めて花園の一部に植え付けをせず、土壌を休ませた。
 19日は恒例の「菜の花まつり」もあり、無風だこ作りや飲食ブースなどで訪れた人が思い思いに楽しんだ。