湯山タケノコ競り活況 松山で収穫期
愛媛県内有数のタケノコ産地、松山市湯山地区で収穫期を迎えている。JA松山市が開設した臨時市場(同市溝辺町)では3日、競り人の威勢のいい声が響き、早朝とれたばかりの新鮮なタケノコに次々と値が付けられていった。
湯山産は肉質が軟らかく、えぐみの少ないのが特長。3日は690キロが入荷され、10キロ当たり最高8千円の値が付いた。夕方にも市内スーパー店頭などに並ぶという。同JA管内のタケノコ生産者は70世帯。
今月中下旬ごろ、出荷最盛期を迎える見通しで、裏年の今年は前年に比べ約半減の100トンの出荷を見込んでいる。
JAは26日、同市末町の「奥道後壱湯の守」のイベント広場で「筍まつり」を開き、生や、ゆでたタケノコを販売する。