愛媛県東予地方局今治支局管内の行政機関や廃棄物処理業者などでつくる不法投棄防止対策推進協議会(会長・冨田直明今治保健所長)は17日、今治海上保安部と合同で海上パトロールを行い、陸上から目につきにくい海岸沿いの不法投棄の現状をチェックした。
協議会委員や海保職員ら約20人が参加。今治市大島の周囲約45キロを1時間半ほどかけて巡視艇で航行し、双眼鏡を使って海岸線などを見て回った。
今治海保によると、2014年は管内の海岸で家庭ごみ投棄や野焼きなどを23件、放置船を13隻発見。「巡視警戒で不法投棄の未然防止や早期発見に努めたい」としている。