7月に愛媛県松山市の姉妹都市などを訪れた「まつやま中学生海外派遣団」の報告会が22日、松山市三番町6丁目のコムズであり、市内の中学生41人が言葉の壁を越えた交流や文化の違いについて発表した。
 同事業は国際性豊かな人材を育てようと、松山国際交流協会が毎年実施している。3班に分かれた中学生は、7月に11~15日間、米国・サクラメント市やドイツ・フライブルク市、台湾・台北市を訪問した。
 報告会には、保護者や来年の参加希望者ら約200人が出席。ドイツ班は環境教育や国連施設訪問の様子などを、アメリカ班はレディーファーストの国柄などを実演で分かりやすく説明した。
 中東呼吸器症候群(MERS)の影響で、韓国・平沢(ピョンテク)市から行き先が変更となった台湾班は、ホストとの交流や中学校訪問の思い出について語った。