海外で学ぶ楽しさ知って 留学体験者ら文化など紹介
留学に興味を持ってもらおうと、愛媛県松山市文京町の愛媛大総合情報メディアセンターで25日、留学体験者や外国人留学生らが自身の経験を交えながら、高校生や後輩らに海外で学ぶことの楽しさを伝えた。
23日から開いている愛媛大のフェアの一環。体験者が留学先の様子をまとめたポスターが並ぶ会場では、愛媛大に在学しているインドネシアやルーマニアなど10カ国の留学生が母国の文化などを紹介した。参加者は各国の食べ物や気候などを熱心に質問していた。
法文学部4年の岡崎翔さん(21)は「食べ物や物価など体験者にしか分からないことが聞けてよかった」と話した。通訳として参加した工学部4年の員航さん(22)=中国出身=は「海外に行く日本人は少ないが、外国人留学生と直接話す機会を持つことで、海外にもっと興味を持ってもらえるのでは」と語った。